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[レビュー] Dead Cells – 悪魔城ドラキュラにインスパイアされた2D探索型アクションRPG

Dead Cells
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Dead Cells - 悪魔城ドラキュラにインスパイアされた2D探索型アクションRPG

©motiontwin/Dead Cells

Dead Cells – WebSite

[レビュー] Dead Cells – 悪魔城ドラキュラにインスパイアされた2D探索型アクションRPG

悪魔城ドラキュラ、メトロイド、ソウルという言葉を聞いて、ワクワクするプレイヤーは多いと思いますが、筆者もそのうちの一人でございます。
Dead Cellsは5月10日にSteamで発売された「早期アクセス」のゲームでありながら、そのゲームのコンセプト故にボリュームを感じさせる2Dアクションゲームに仕上がっていますね。
ユーザーレビューも非常に好評で「圧倒的に好評 (2,832 件のレビュー)」を受けており、今後のアップデートによる改善も長い目で見て期待できるゲームです。
Dead Cellsを購入し、プレイしてみたので感想をお伝えします。

特徴

  • ローグライクなリプレイ性
  • 死ぬと全てのアイテムを失いスタートからやり直し
  • 豊富な武器とスキル。同じ武器やスキルでも能力が違う
  • 探索 – 隠し部屋や隠し通路
  • 判断を迫られる戦闘
  • 敵を攻撃した際の気持ちよい感覚
  • チャレンジングなボス

リプレイ性は高し!でも繰り返し感が多いのは否めない。

ボリュームを感じさせる点としては、ローグライクなリプレイ性ですね。
おなじみのDiablo、風来のシレン如く、毎回ランダム生成されるダンジョン。
死ぬとやり直しと聞くと、「俺はコツコツ育てて進めたいねん!」という人はガッカリするかもしれないけど、それを感じさせないダンジョンの設計も一つの特徴ですね。
これは、少し進むとテレポーターが設置されており、分かれ道や、一定の距離を進むと大抵配置されており、「あっちゃ行きたい、こっちゃ行きたいわ」な人や、「隅から隅まで探索しなきゃ気が済まない病」の人にもストレスを感じさせない設計になっています。
また、スタート時は毎回牢獄マップから始まりますが、その先は3つぐらいのダンジョンに枝分かれしていて、自分が得意なマップ、または「今回は違うマップを進めてみよう!」みたいなこともできます。
ただ、毒の下水道、古の下水道と、「どっちも下水道やん。」みたいな事になっているので、もうちょっと違ったバリエーションを配置してくれると飽きにくくなるかなぁという印象です。

死ぬと全てのアイテムを失いスタートからやり直しと言いましたが、敵を倒すことでランダムにドロップする「アイテムの設計図」は、ダンジョンとダンジョンの間にいる謎の人物に渡すとアンロックできるようになります。
アンロックするには敵を倒したときに入手できるCellsを支払う事になります。ダクソで言うソウルですね。
下のフードの彼に渡します。
一度アンロックしたアイテムは、敵からドロップされるようになり、マップにも配置されるようになるので、ゲームの攻略の幅がどんどん広がっていくように感じました。

アンロックしたアイテムは、スタート地点でぶら下がっており確認できます。設計書は敵を倒す以外に、隠し部屋とかに置いてあったりしました。
結構な種類がまだまだあるようですし、今後のUpdateで増えていくことを期待してしまいますね。

戦略性の高いアイテム間のシナジー!武器探しが楽しい!

上にも書いたとおり、武器にはサブ効果がついており、最初は同じような効果しか持たない武器も、ゲームが進むに連れ協力なサブ効果を持つ武器を見つけることが出来ます。
しかし、良い武器を見つけても、死ぬと失ってしまうため、そこは割り切るしか無いので残念ですね。
武器やスキルの組み合わせによって、大ダメージを与えることも出来るので、新しい武器やスキルを拾う際には、今持っている武器と相談し戦略を練ることも可能。
例えば、ActiveSkillにFire Grenadeと呼ばれるスキルが存在し、これは敵や壁、地面に投げつけることにより爆発し巻き込んだ敵を燃やすことで炎スリップダメージを与えることができます。
そこに、燃えている敵に+70%のダメージを与えられサブ効果を持つ武器を組み合わせて大ダメージなんてことも出来ちゃいます。
ステータス異常も複数あり、炎やしたり、凍らしたり、出血させたりでき、出血させてー逃げてー死ぬのを待つーといったように安全に進むこともできますね。

少し高い難易度。ステージを進めば進むほど、一撃が致命傷に

敵の攻撃力はかなり高く、一撃食らうだけで結構なHPを持っていかれます。ただし、食らったあとすぐに的に反撃すると、反撃した分HPが回復するシステムになっています。
これはブラッドボーン的な匂いがしますね。
回復する手段が少ないので、極力ダメージを喰らわないように進めることが基本となります。
とは言えバシバシダメージは食らうので、敵を倒したときに落ちる「ニンジン」やダクソで定番の「エスト瓶」ではないですが「ライフフラスコ」に補充されている回復薬で回復する事ができます。
ちなみに「ライフフラスコ」はフードの人物の所で補充できます。
「ライフフラスコ」にも回復量があり、初期状態では少ししか回復できませんが、Cellsを支払ってアンロックしていくことにより、より多くのライフを回復できるようになります。
これは死んでもリセットされないので、結構優先してアンロックするべきアイテムかと思います。

プレイしていて気がついたことですが、武器だけに頼るよりスキルと組み合わせた方が確実に勧めやすくなります。
ダメージを与えるスキルより敵の動きを封じて武器でトドメを刺すスタイルが自分にはあっていました。
また「盾」系の武器もあるのですが、自分には合わず余り使うことはなかったですね。
ダクソでもそうなのですが、パリィが苦手でタイミングをあわせるというのが苦手な人はスキルを重視したほうが良いと思いました。

コントローラと相性の良い操作性!抜群のレスポンス

操作性に関してですが、筆者がPS4のコントローラを使用しており、すごく快適にプレイできています。
特に操作ミスであわわわとなることはなく、よくあるキーの配置で慣れたプレーヤーなら問題なくプレイ出来るでしょう。
マウスとキーボードでもプレイすることはできますが、やはりコントローラーがおすすめです。

少し粗めだけど、ドット絵好きにはたまらない。

グラフィックスに関しては、少し荒いドット絵でメタルスラッグほどヌルヌル動くわけではないですが、エフェクト系などはきれいに表現できていると思います。
敵を倒したときの音と感触と吹き飛ぶ血と肉は、グロさを感じさせないレベルで、気持ちよさがあります。
また武器を振ったときの音や、弓を引き絞った音などすごく自然でこれも気持ちよさを感じさせますね。

期待のできる一品!2Dアクションが好きなら買い!

シンプルな操作と、リプレイ性の高いコンセプトが飽きさせないゲームです。ハクスラの要素もまた楽しく、何度も何度も死んでは生き返り探索を繰り返してしまいます。
金額も1,680円とリーズナブルだと思いますし、悩んでいる人は今後の期待も含め買ってみる価値はあると思います。
もしあなたが悪魔城や、メトロイド等、2D探索型RPGが好きな人であれば買って損はないと思います。
また、ソウル系のSalt And Sanctuaryのように「死んで覚える」というほど難しいわけでは無いので、こういうゲームが初めてという人にもハードルは低いんじゃないでしょうか?
現時点でガンガンUpdateがされており、アイテムやマップ等色々改善がされています!

https://dead-cells.com/

システム動作環境
最低条件
OS: Windows 7+
Processor: Intel i5+
Memory: 2 GB RAM
Graphics: Nvidia 450 GTS / Radeon HD 5750 or better
Storage: 500 MB available space
Additional Notes: OpenGL 3.2+

推奨
OS: Windows 7+
Processor: Intel i5+
Memory: 4 GB RAM
Graphics: Nvidia GTX 460 / Radeon HD 7800 or better
Storage: 500 MB available space
Additional Notes: OpenGL 3.2+

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この記事を書いた人

ハクスラやメトロイドヴァニア系のゲームが大好物です!
特に美しい2Dアートスタイルのインディゲームを買い漁っています。
FPSもRTSもバトロワ系も沢山プレイしてきたけど、年齢なのか最近は腰が重いですね。
主にPCゲーム専門です。