[レビュー] Risk of Rain – 激ムズ!ローグライク横スクロールアクション
PS4やPCでもそうですが、次世代機の登場によりリアルに近いグラフィックスで面白いゲームが開発されている今、やはり綺麗な2Dで描かれたゲームはスーファミを楽しんでいた世代の心を今でも掴んで離しません。
「Risk of Rain」はまさしくそんなスーファミを楽しんでいたおじさん方にはぴったりのゲームです!
1. 素晴らしいピクセルアートワーク
2. Diabloバリのリプレイアビリティ
3. 非情なる難易度
4. 友達とワイワイできる!(いれば)
Risk of Rainでは宇宙連絡船の墜落事故の唯一の生き残りとなり、モンスターたちが生息する星をサバイバルするゲームです。
運が良いのか悪いのか、宇宙連絡船にたくさん積まれていた貨物は星中に散らばっており、それらを利用してモンスターを倒す。そんなシンプルなゲームです。
モンスターを倒すと経験値とお金が手に入ります。経験値は主人公のレベルを上げるために必要になります。また散らばっている貨物はなぜか開けるのにお金が必要なので、やはりモンスターをガンガン倒して稼ぐ必要がありますね。
選べるキャラクターは複数いますが、アンロック式となっています。最初は「Commando」しか選べませんが、ステージを進めたり、特殊なイベントをこなしたりすることによりキャラクターがアンロックされます。キャラクターごとに全く違った武器と特殊能力を持っているので、頑張ってキャラクターをアンロックし自分に合ったキャラクターを探しましょう。
降水確率(Risk of Rain)100%で溶岩ワームが降ってくる!?
各ステージでの目的もシンプルで、次のステージへのテレポーターを探し出し起動する。それだけです。
ただしテレポーターを起動するとボスが登場し、一定時間モンスターがわんさか湧いてきます。
一定時間を生き残ったのち、ステージに残ったモンスターを一掃すると、テレポーターが使えるようになり、次のステージへ進むことができるようになります。
時間=難易度??
このゲームのユニークな点は、時間がたてばたつほど難易度が上がっていく点です。ちんたらちんたらしているとモンスターはガンガン強くなっていきなすすべもなく四肢をもがれ絶命させられることになるでしょう。最初は「Very Easy」なんですが、それでもモンスターは結構固く、倒すのに時間がかかります。20分もすれば「Insane」となり1時間で「HAHAHAHA」もう笑っちゃうレベルの難しさになりますw
プレイヤースキルの上達ももちろん大切なのですが、それだけではこのゲームで生き残ることができないのは事実です。生き残るためによりよいアイテムを見つける運が必要であるため自分の力ではどうもできない理不尽さが存在します。育てたキャラも瞬殺され、死ねばまた最初から始まります。
コレクター要素!
このゲームを楽しくさせている要素に「集める楽しさ」があります。
手に入れたアイテムは「Item Log」に記録され、倒した敵の情報は「Monster Log」に蓄積されていくのでコレクター心をくすぐるのです!
$9.99の価値はある?
個人的には大ありです。
やはり惹かれるアートワークに、サウンドエフェクトの気持ちよさ、何度もプレイしたくなる仕組み、チャレンジングな難易度、友達とワイワイできるマルチ。
9000円で買っていたスーファミのゲームを考えると、なんと買い求めやすくなったことでしょう!