[レビュー] Hollow Knight – 昆虫が冒険を繰り広げる、ソウルライク＆メトロイドヴァニアな2D探索アクション！

2017年7月3日

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[レビュー] Hollow Knight – 昆虫が冒険を繰り広げる、ソウルライク＆メトロイドヴァニアな2D探索アクション！

いつも「ソウルライク」で「メトロイドヴァニア」なゲームの紹介ばかりで申し訳ないですが、
こういうゲームが好きなのでしゃーないす。
ってことで、現在（2017/06/29時点）Steamのサマーセールで安くなっている「Hollow Knight」を購入し、プレイしたので紹介したいと思います！

このゲームは、以下のような人にお勧めです。

メトロイド、悪魔城のような2D探索アクションが好きだ！
ソウルシリーズのように、2回死ぬと失うものがある緊張感が好き。
昆虫が好きで好きでたまらない！
ナイトメアビフォアクリスマスのような絵柄・雰囲気が好き。

ストーリー

廃れ行く町「ダートマス」の地下には、忘れられた古代の王国が眠っていおり、今まで多くの冒険者たちが地下へと降り立ち、富、名誉、古き秘密への答えを探し求めている。
プレーヤーは、謎の「Hollow Knight」を操作し、地下の深みを辿り、古き謎を解き明かし、悪を倒す旅へと出ます。

クワガタ型の小さき勇敢な騎士

プレーヤーが操作するのは、クワガタ型（特に名言されていないけど）の小さき勇敢な騎士。
かわいらしい風貌とは裏腹に、その手に握った剣を振り回し、敵をバッタバッタとなぎ倒します。

このクワガタさん、最初はただジャンプができ、上下右左に剣が振れるだけですが、ゲームが進むことにより色々な能力を開花していきます。
この辺がメトロイドヴァニアっぽいところですね！このゲームの醍醐味の一つです。
まず最初に回復の呪文を覚えます。敵を殴るとソウルが溜まるので、ソウルを消費してライフを一つ回復することができます。
結構このシステムがキモで、瀕死の状態でも弱い敵なら楽に殴れるので回復が簡単になるのですが、
動きが速かったり、攻撃が当てづらい敵だと逃げたほうが良い場合もあるので、その駆け引きが楽しめます。。

一番最初に覚える回復魔法「Focus」

探索系ではよくありますが、主人公のアクションは徐々に増えていきます。
ゲームを進めると、ダッシュや三角ジャンプができるようになり、いろいろな場所を探索できるようになります。

手書きで表現された少し奇妙で不気味な世界観

「Hollow Knight」の世界は全て手書きで描かれています。
キャラクターのアニメーションも手書きで描かれていますが、不気味ながらも生き生きと動き回っていますね。
キャラクターは非常にかわいらしくデザインされていますが、バックグラウンドに描かれている虫の卵はディテールが細かに表現されており、
黒光りでつるっとした表面は、虫嫌いの人にとっては、鳥肌が立ってしまうかもしれないですね。
また、敵を切りつけたときに吹き出る血しぶきは緑ですが、そんなにグロさはないですね。
これが赤だったらそれはそれでインパクトあったと思いますけど。

主人公のアクション増えるにつれて、いろいろ新しいエリアを冒険することができるようになります。
最初は暗ーい町「ダートマス」からスタートしますが、きれいな森のマップもあれば、キノコが生えまくっているエリア等あります。

始まりの街「Dirtmouth」

緑で幻想的な「GreenPath」

ジオ（通貨）を貯めてチャームと交換せよ！

敵を倒すと、「Hollow Knight」の世界での通貨「ジオ」を落とします。
「Hollow Knight」の世界では、この「ジオ」を使って色々なアイテムを購入できます。
ゲームを進めていくうちに、「チャーム」と呼ばれるアイテムを販売するお店が開店します。
チャームを装備することにより主人公に特殊能力が付きます。
例えば「ジオ」は敵を倒すと飛び散ってなかなか拾いにくいのですが、「ジオ」を自動で拾ってくれるチャームや、
マップに自分の現在地を表示するチャームもあります。
戦闘に特化したチャームだと、攻撃力アップ、魔力アップ、ノックバックを軽減があります。
このチャームを集めて好きなように編成し、能力を強化し敵をバッタバッタなぎ倒すのがこのゲームの醍醐味ですね。

「ジオ」を取り戻せ！2回連続で死ねない理由。

先ほど紹介した「ジオ」ですが、「Hollow Knight」の世界では命とも呼べるものでしょう。（現実でもお金は命よりあれです。）
敵に倒されてしまうと、その場に「ジオ」を全て落とすとともに、主人公の亡霊もその場に出現します。
ダークソウルでいう「かがり火」的な存在がこのゲームにもあり、それは「ベンチ」です。
ベンチに座ると、HPが全回復しますし、チャームはこのベンチに座った状態でないと編成できません。
話を戻すと、一度死ぬと最後に座ったベンチから再スタートとなり、主人公の亡霊を倒さないと落としたジオが帰ってきません。
亡霊を倒す前に死ぬと、そうです、ジオは永遠に戻ってきません。ここらへんがダクソにインスパイアされているところですね。
ただ亡霊自体は全く脅威ではないので、辿りつけさえすれば問題なく回収できると思います。
また、ゲームを進めると銀行がオープンします。
銀行に預けたジオは死んでもなくならないので、不安な方はジオを預けておくとよいでしょう。