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その品物、出所は聞くな。『Probably Stolen』が発売10日で100万本突破、同時接続は17万人超

『Probably Stolen』の店内。家賃の支払いまで5日と表示されるカウンターで客を迎え、指名手配リストと在庫が並ぶ場面(Steamストア掲載スクリーンショット/Questing Goose Studio・tinyBuild)

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盗んだ品かどうかは、聞かないのがこの店の流儀だ。サイバーパンク質屋シミュレーション『Probably Stolen - Cyberpunk Shopkeeper Sim』が、発売から約10日で売上100万本を突破した。開発のQuesting Goose Studioと販売のtinyBuildが、2026年11月7日にSteamの公式アナウンスで明かしたもので、tinyBuildの公式Xアカウントも同日、「1週間で100万本を売り上げた」と投稿している。

本作は2026年10月28日にSteamで発売されたWindows PC向けタイトルだ。100万本突破の発表とあわせて、今後6か月のロードマップも公開された。12月には新しい開始時の役割を追加する「Junker Update」、2027年1月と4月には新アイテムや新しいNPC、新しい機械を含む大型アップデートが予定され、いずれも無料で配信される。11月は不具合の修正と、遊びやすさの改善に集中する月だという。

『Probably Stolen』のロードマップ。12月にJunker Update、2027年1月と4月に大型アップデートを予定する(公式Steamアナウンス掲載画像/Questing Goose Studio・tinyBuild)
公式アナウンスで公開されたロードマップ。12月以降の無料アップデートが並ぶ。画像:Steam公式アナウンス(Questing Goose Studio / tinyBuild)

10日間で積み上がった数字

公式発表を時系列で並べると、売れ方の速さがよくわかる。

発表の日付内容
10月28日発売
10月29日発売から数時間で20万本を販売し、同時接続ピークは8万6,000人超、Steamのグローバル売上ランキングで2位と発表
10月30日発売24時間で35万本超、同時接続ピークは11万2,000人超と発表
10月31日50万本に到達と発表。Steamレビューは約3,000件で、96%が好評だった
11月4日同時接続ピークが17万4,382人に到達(SteamDB調べ)
11月7日100万本突破とロードマップを発表

現在のSteamレビューは1万1,000件を超え、好評率は97%に届いている(SteamDB調べ)。発売から3日で50万本、10日で100万本という速度は、インディーの経営シミュレーションとしては異例の部類だ。

なぜ、これほど売れているのか

舞台は、富と腐敗によって分断された巨大宇宙ステーションの下層エリアだ。プレイヤーは多額のローンを抱えて小さな店を構えた元・漁り屋となり、出所のあいまいな商品を仕入れては売りさばいていく。

商売を始める前に、まずは役割を選ぶ。銃工、化学者、水商人、闇商人、農家といった役割ごとに、扱う商品の系列も、利益の出し方も変わる。武器を扱えば検査が入り、薬品を扱えば中毒を招き、禁制品を扱えば強制捜査が入る。儲かる品ほど、何かあったときの代償も大きい。

カウンターの向こうに立つ客の正体も、見た目ではわからない。証拠を探る警察かもしれないし、切り札を求める革命家や、落ちぶれたエリートかもしれない。売るか、断るか、通報するか、見て見ぬふりをするか。どの取引の判断も各派閥に覚えられ、評判として返ってくる。

そして、もうひとつの敵が家賃だ。家賃は上がり続け、支払いが滞れば店は終わる。最終的な目標は家賃の上昇に追い立てられる前に、店そのものを買い取れるだけの金を稼ぐことにある。公式のストア説明によれば、盗品や密輸品を当局から隠し通すのも店主の仕事で、捕まったときは賄賂で切り抜けられるかもしれないという。逮捕のリスクと家賃の期限、その2つの圧力のあいだで綱渡りを続ける感覚こそが、本作の核だ。

『Probably Stolen』で3Dプリンターを使って商品を作る場面。画面左上は家賃の支払いが翌日に迫る表示もある(Steamストア掲載スクリーンショット/Questing Goose Studio・tinyBuild)
3Dプリンターで商品を作る場面。画面左上は家賃の支払いが翌日に迫る表示。画像:Steamストア掲載スクリーンショット(Questing Goose Studio / tinyBuild)

ダンジョンで集めた品を自分の店で売る『ムーンライター 店主と勇者の冒険』も、同じ店主ものの系譜にある。

ムーンライター 店主と勇者の冒険 [Switch] ダウンロード版
テヨンジャパンムーンライター 店主と勇者の冒険 [Switch] ダウンロード版

ダンジョンで集めた品を自分の店で売る、アクションRPGとショップ経営が一体になった作品です。店主として値付けと品揃えを考える楽しさは、『Probably Stolen』と同じ系譜にあります。

ダンジョンで集めた品を自分の店で売る、店主ものの先行作です。

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Xでは「突然逮捕されてエンド」の声

Xでプレイヤーの投稿を検索すると、逮捕で終わった体験談が目立つ。

@CreamRa11さんは11月7日、「え!突然逮捕されてエンド たまに盗品を買ったり禁制品を所持してただけなのに!!」と投稿した。

@osusi_kabeさんは11月6日、2周目で稼ぎが軌道に乗り「勝った」と思ったところで逮捕され、投獄されて突然終わったと振り返っている。警察の記録を確認したら、禁制品や薬でがっつり目をつけられていたという。

家賃側の悲鳴もある。@TogiriIluさんは11月7日、「28日目で家賃払えず廃業しました」と投稿した。

危ない橋を渡る設計そのものが、そのまま人へ話したくなる体験談になっている。

サイバーパンクの世界観そのものが好みなら、アクション寄りのこちらも候補になる。

Ghostrunner 2(ゴーストランナー2) [PS5]
Game Source EntertainmentGhostrunner 2(ゴーストランナー2) [PS5]

サイバーパンクな世界を一人称視点で駆け抜けるアクション『Ghostrunner』の続編、PS5パッケージ版です。『Probably Stolen』と同じサイバーパンクの空気感を、アクションで味わいたい人向けです。

同じサイバーパンクの世界観を、疾走感のあるアクションで味わえる続編です。

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リリース記念セールは11月11日まで

Steamではリリース記念セールが続いており、通常価格1,999円のところ、10% OFFの1,799円で購入できる。セールは11月11日に終了する。対応言語には日本語が含まれ、インターフェイスと字幕は日本語で遊べる。

FlameLittでは発売直後にも本作のセールとXの反響を伝えた記事を公開している。今回の100万本突破はその続報にあたる。

Probably Stolen - Cyberpunk Shopkeeper Sim

Steam日本語字幕ユーザー評価 圧倒的に好評 97%

割引 -10%セール価格¥1,799

通常価格¥1,999

11月12日 2:00まで

価格は11月7日 21:50 時点です。本文の価格は執筆時点のものです。

10日で100万本という数字は、あぶない商売の綱渡りがそれだけ多くのプレイヤーに刺さった証しだろう。無料アップデートで役割と品目が増えていけば、この店の物語はまだ広がっていく。

出典

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