光も苔も、AIが描き直す。『ホグワーツ・レガシー』DLSS 5は11月5日、無料アップデートで登場

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『ホグワーツ・レガシー』のPC版が、11月5日にDLSS 5対応の無料アップデートを受け取る。NVIDIAが11月3日に発表したもので、ワーナー・ブラザース ゲームスとAvalanche Softwareとの共同作業で組み込まれた。
DLSS 5は何をするのか
DLSS 5の目玉は「3D-Guided Neural Rendering」と呼ばれる技術だ。ゲームエンジンが描いた画面を受け取り、AIが光と素材の細部を重ねていく。描画パイプラインの最後の段にAIが入ることで、風景の質感が底上げされる。
開発側はモデルの効かせ方を場面ごとに調整できる。Avalancheはホグワーツの環境や色調、キャラクターの肌の質感といった項目を細かく整え、元の絵の意図を保ったまま仕上げたという。
ホグズミード村の苔まで、立体的に
NVIDIAが示したホグズミード村の例では、屋根の苔が立体的に浮き上がり、窓辺の花や植木鉢には局所的な影が落ちる。石壁のひび割れにも陰影がつき、建物が地面にしっかりと根を下ろしたように見える。
顔立ちはAIの手から外されている。Avalancheは「キャラクターのアイデンティティを保つ」ことを条件に、環境の底上げにモデルの力を振り向けた。人物の顔が別人のように変わる心配はない、というのがNVIDIAの説明だ。

オンにするだけ。ただし、使えるのはRTX 50だけ
使い方は簡単だ。アップデートを入れて、グラフィック設定の「Neural Rendering」をオンにする。NVIDIAはあわせて、DLSS Super Resolution、Multi Frame Generation、Reflex、Ray Reconstructionの併用を勧めている。
性能の数字も出ている。すべてをオンにした状態で、GeForce RTX 5090なら4K・最高設定で最大300fps、2560×1440なら最大370fpsに達するという。ただしNVIDIA自身の計測値で、6倍のフレーム生成を含む数字だ。
条件は厳しい。DLSS 5が使えるのはGeForce RTX 50シリーズのデスクトップとノートPC、RTX Spark搭載PC、そしてGeForce NOW Ultimateだけだ。RTX 40シリーズ以前のカードでは、この項目は現れない。
対応ドライバーは11月4日にNVIDIAアプリ経由で配信された。まずドライバーを更新し、11月5日のゲームアップデートを待つ、という段取りになる。
次は『War Thunder』と『Where Winds Meet』
DLSS 5はほかの2作にも広がる。『War Thunder』は11月中旬の大型アップデート「Eagle's Shadow」で対応し、『Where Winds Meet』は11月23日に加わる。
3作とも、10月に刷新されたNeural Renderingモデルで動く。モデルの規模は約24%小さくなって約1億1800万パラメーター、4K時のVRAM使用量は約20%減り、性能は従来の約2倍になったとNVIDIAは説明している。
2023年の発売から3年あまり。無料の描画アップデートで、ホグワーツへの帰り道がまたひとつ増えた。RTX 50の持ち主なら、11月5日に設定画面を開いてみる価値がある。
PC版はSteamで配信中
PC版はSteamで配信中だ。価格は8,778円。

ホグワーツ・レガシー
Steam日本語音声ユーザー評価 非常に好評 89%
¥8,778
ほかの機種で遊ぶなら
DLSS 5はPC版だけの話だが、ゲームそのものはほかの機種でも遊べる。パッケージ版も選べる。


出典




