850円も1,550円もピタリ同じ。PS Plus vs Game Pass、料金は同額なのに中身が真逆だった【違い・比較/随時更新】

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ゲームのサブスクリプションで二大巨頭にあたるPlayStation Plus(PS Plus)とXbox Game Passは、月額料金がぴたり同じだ。最安プランは850円、中位は1,300円、最上位は1,550円。1円の差もない。ところが、同じ値段で買える中身はきれいに分かれる。PS Plusは「PlayStationで遊ぶための基本と名作カタログ」、Game Passは「新作の発売初日プレイと、遊べる画面の広さ」が軸だ。このページでは両サービスの公式情報をもとに、料金と中身を価格帯ごとに比べていく。
料金は3段階とも完全一致
まず料金表だ。PS Plusのプラン名とGame Passのプラン名を、月額で並べると次のようになる。価格はいずれも税込で、2026年11月8日に両公式サイトで確認した。
| 月額(税込) | PS Plus | Xbox Game Pass |
|---|---|---|
| 850円 | エッセンシャル | Essential |
| 1,300円 | エクストラ | Premium/PC Game Pass(PC専用) |
| 1,550円 | プレミアム | Ultimate |
Game Passの最上位Ultimateは、2026年4月までは月額2,750円だった。同年4月22日に1,550円へ値下げされたことで(Xbox Wire Japan発表)、PS Plus プレミアムと同額になり、この「全段同額」の並びができあがった。

ただし、12ヶ月で見ると話が変わる。PS Plusには12ヶ月利用権があり、月額を12回払うより3,400円から4,700円安い。3ヶ月利用権(2,150円/3,600円/4,300円)もある。Game Passの公式プランに12ヶ月一括の割引はなく、月額課金が基本だ。次の表のGame Pass側は月額を12ヶ月払い続けた場合の合計である。
| 12ヶ月の総額 | PS Plus(12ヶ月利用権) | Game Pass(月額×12) |
|---|---|---|
| 最安プラン | 6,800円(エッセンシャル) | 10,200円(Essential) |
| 中位プラン | 11,700円(エクストラ) | 15,600円(Premium/PC Game Pass) |
| 最上位プラン | 13,900円(プレミアム) | 18,600円(Ultimate) |
長く続ける前提なら、年間の差は最上位で4,700円開く。逆に、遊びたい新作が出た月だけ入りたいなら、月単位で入り直せるGame Passの形が合う。

中身の比較表
料金が同じなら、比べるべきは中身だ。主要な項目を公式表記で並べた。
| 項目 | PS Plus | Xbox Game Pass |
|---|---|---|
| 遊べるカタログ | エクストラ以上で300本以上のPS4・PS5タイトル。プレミアムは初代PlayStationなどのクラシックスカタログも | Essentialは50本以上、Premiumは200本以上、Ultimateは400本以上。PC Game PassはPC専用で300本以上 |
| 発売初日対応 | なし。カタログは発売済みの人気作と名作が中心 | UltimateとPC Game Passは新作を発売初日から(一部タイトルは対象外)。PremiumはXboxの新作が発売から1年以内に追加 |
| クラウド | プレミアムのみ。対象のPS5・PS4ゲームをストリーミング | 全プランで利用できる(PC Game Passを除く)。2026年11月から月5/10/15時間の上限つき |
| 同梱サービス | Ubisoft+ Classics(エクストラ以上)、Sony Pictures カタログとゲームトライアル(プレミアム) | EA Play、フォートナイトクルー、Ubisoft+ Classics(Ultimate)。EA PlayはPC Game Passにも同梱 |
| 対応デバイス | PS5、PS4。ストリーミングはPlayStation Portalでも | Xbox本体、PC、スマートフォン、タブレット、テレビ、VRヘッドセットなどの対応デバイス |
| 毎月の追加 | 全プランにフリープレイ。ライブラリーに追加したゲームは、加入中ずっと遊べる | カタログは毎月追加と入れ替え。プレイでRewardsポイントも貯まる |
違いが際立つのは「発売初日」と「クラウドの条件」だ。Game Passは新作を発売日に開く代わりに、クラウドには時間の上限がついた。PS Plusに発売初日対応の仕組みはなく、毎月のフリープレイは「ライブラリーに追加すれば、加入中は配信終了後も遊べる」形で、Game Passの入れ替え制とは設計が違う。

価格帯ごとの対決
850円:オンライン対戦の入場料
両サービスとも、最安プランの役割は「オンライン対戦の入場料」だ。そのうえで、PS Plus エッセンシャルは毎月のフリープレイと加入者限定割引が少しずつ積み上がる。Game Pass Essentialは50本以上のカタログと月5時間のクラウドがつき、Xbox本体を持っていなくても対応デバイスで遊べる。
1,300円:いちばん性格が分かれる価格帯
PS Plus エクストラは、300本以上のゲームカタログに一本化したプランだ。対するGame Pass Premiumは200本以上のカタログに加え、Xboxの新作が発売から1年以内に届く。そしてPCだけで遊ぶ人には、同じ1,300円で発売初日対応とEA PlayがつくPC Game Passがある。この価格帯は、持っているハードで答えがほぼ決まる。
1,550円:全部入り同士の最終対決
PS Plus プレミアムは、クラシックスカタログ、ゲームトライアル、クラウドストリーミング、Sony Pictures カタログまで載せた「PlayStationの全部入り」だ。Game Pass Ultimateは、発売初日対応にEA Play、フォートナイトクルー、Ubisoft+ Classicsを束ねた「Xboxの全部入り」。注意点は、Ultimateの値下げと同時に『Call of Duty』の新作が発売初日対応から外れたことだ。Xbox Wire Japanの発表では、今年以降の新作は発売からおおよそ1年後のホリデーシーズンに追加される。既存の『Call of Duty』タイトルは引き続き遊べる。

クラウドは「時間制」の時代に
2026年9月4日、Xbox Wire JapanはGame Passのクラウドゲーミングの変更を発表した。11月から、プランごとに月間のクラウドプレイ時間が決まる。Ultimateは15時間、Premiumは10時間、Essentialは5時間だ。使い切った場合は、Xbox Storeで追加の時間を買える。あわせて、Game Passに入っていなくても時間を買って、所有しているゲームをストリーミングで遊べる方法も始まった。公式の見込みでは、この変更の影響を受けるのは会員の約4%だという。

一方、PS Plusのクラウドストリーミングはプレミアム限定で、月間の時間上限は公式ページに案内されていない(2026年11月8日確認)。クラウドを遊びの中心に置くなら、Game Passは「どの画面でも遊べるが時間は有限」、PS Plusは「最上位プラン限定だが時間は区切られない」という対比になる。

タイプ別:どっちを選ぶか
ここからは編集部の整理だ。公式の仕様をもとに、タイプ別に目安を示す。
- PS5やPS4がメインの人:PS Plus。オンライン対戦の前提になるうえ、長く続けるなら12ヶ月利用権がいちばん安い。
- 新作を発売日に遊びたい人:Game Pass Ultimate。発売初日対応はこちらの軸。ただし『Call of Duty』の新作は対象外になった。
- PCだけで遊ぶ人:PC Game Pass(1,300円)。本体向けプランを選ぶ理由はない。
- 昔のゲームを掘り起こしたい人:PS Plus プレミアム。初代PlayStationから続くクラシックスカタログは、ほかに代わりがない。
- ゲーム機を持っていない人:Game Passのクラウド。本体なしで始められるが、2026年11月からの時間上限は先に知っておきたい。
- 両方入る人:PS Plusは12ヶ月利用権で固定費を下げ、Game Passは遊びたい新作の月だけ月単位で入る、という組み立てがしやすい。
どちらのカタログにも、時期によって出入りがある。目当てのゲームがある場合は、入る前に各公式の対象ゲーム一覧で、そのタイトルがどのプランに入っているか確かめてほしい。
出典と更新について
本記事の料金とサービス内容は、PlayStation公式サイト、Xbox公式サイト、Xbox Wire Japanの発表をもとに、2026年11月8日に確認した。価格や内容は変更されることがある。改定やカタログの変更があれば、このページを随時更新する。





