10番目のクラスは「影」だった。『Path of Exile 2』正式リリースは12月11日(日本時間12月12日)、新クラス「シャドウ」とアクト5・6でキャンペーンが完結

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ニュージーランドのGrinding Gear Gamesは11月7日朝(日本時間)、自社イベント「ExileCon 2026」の基調講演で、アクションRPG『Path of Exile 2』の正式リリース(バージョン1.0)の全容を発表した。正式リリースは12月11日(米国太平洋標準時)で、日本時間では12月12日にあたる。当日からは基本プレイ無料となり、現在はサポーターパック購入者向けの有料アーリーアクセスとして提供されている本作が、誰でも遊べる形に移行する。対応プラットフォームはPC、Mac、Steam、Epic Games Store、PlayStation、Xboxだ。
開催前の時点で判明していたのは、正式リリース日と無料化、そしてgamescomで発表済みの新クラス「デュエリスト」までだった(開催前プレビューはこちら)。今回の基調講演では、その先にあったキャンペーンの完結、もう1つの新クラス、そして開幕リーグの中身が明らかになった。

キャンペーンは完結する。アクト5・6が加わる
1.0ではキャンペーンにアクト5とアクト6が追加され、アーリーアクセス開始以来続いてきた物語が完結する。追加されるのは24の新エリア、18体の新たなユニークボス、20種類を超える特殊エンカウンターで、黄昏の教団とビーストをめぐる戦いがクライマックスを迎える。エンドゲームだけでなく、ストーリーの結末まで含めて「正式版」になるわけだ。

10番目のクラスは「シャドウ」。短剣とトラップとステルスで戦う
いちばんのサプライズは、新クラス「シャドウ」の発表だった。短剣とトラップを武器に、新メカニクス「ステルス」を使って敵の死角から仕掛ける暗殺者タイプのクラスになる。アセンダンシー(上位クラス)は「アサシン」と「インフィルトレーター」の2種。前作『Path of Exile』でシャドウが使えたブレードヴォーテックスやヴァイパーストライクといったスキルも、本作に実装される。
これで1.0のクラスは10種になる。当初予定されていた12種のうち、残り2種は後日の追加となる。既報のデュエリストにも新アセンダンシー「Knight」が用意されるほか、40種を超える新ユニークアイテムの追加、70種以上の既存ユニークの改修、一部サポートジェムやスキルの見直し、パッシブスキルツリーの再設計と既存クラスの調整も行われる。パッチノートは発売の約1週間前に公開される予定だ。
シリーズの世界観をアートでたどる公式アートブック(電子書籍・英語)もある。シャドウのビジュアルの系譜を眺めておくのも悪くない。

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| 項目 | 1.0での規模 |
|---|---|
| クラス | 10種(当初予定12種のうち10種。残り2種は後日追加) |
| アセンダンシー | 26種 |
| スキル | 320種超 |
| ユニークアイテム | 400種超 |
| エンドゲームマップ | 150種超 |
| キャンペーン追加 | アクト5・6(新エリア24、ユニークボス18体、特殊エンカウンター20種超) |
数字を並べると、アーリーアクセス版からの広がり方がよく分かる。とりわけエンドゲームマップ150種超は、正式リリース後の長期運用を見据えた物量だ。
開幕リーグ「Conquerors of Wraeclast」は軍勢と攻城戦
正式リリースと同時に始まる新リーグ「Conquerors of Wraeclast」のテーマは、敵対するプレイヤー勢力との戦争だ。軍勢を編成し、要塞を築き、兵士を指揮して大規模な攻城戦で敵の拠点を落としていく。これまでのリーグが個人の探索やクラフトを軸にしていたのに対し、勢力同士の争奪戦という色の濃い内容になっている。
12月の正式リリースを待つ間、同じ見下ろし型ハクスラで腕を慣らしておくなら、こちらも候補になる。

見下ろし視点のアクションRPG。闇に満ちた世界で装備を集め、ビルドを磨くハクスラの王道です。
見下ろし視点のハクスラの定番です。正式リリースまでのお供にどうぞ。
広告・アフィリエイトリンクを含みます初代『Path of Exile』も同時進行。新拡張は11月13日
同じ基調講演では、初代『Path of Exile』の新拡張「Covens of Umbra」も発表された。配信は11月13日(米国太平洋標準時)で、日本時間では11月14日にあたる。倒したボスの死体から像を作り上げる新システム「Wickerman」、従来のスカラベに代わりマップ内に最大3種の主要リーグメカニクスを確実に出現させられる「Threads of Creation」、アトラスパッシブツリーの再設計、アイテムドロップと報酬の改善、そして強大なボスの「Fates(運命)」を操って報酬を引き上げる要素が入る。シリーズは2タイトル並走のまま、どちらも大型アップデートを迎える形だ。

Xではシャドウへの反応が先行
発表直後のXでは、公式アカウント(@pathofexile)の投稿への反応の大きさが、そのまま注目点の分布を示していた。アクト5・6と正式リリースを伝えるポストは約3,900件、シャドウ発表は約2,300件、新リーグ発表は約2,000件超のいいねを集めている(11月7日執筆時点)。PoEの配信者として知られるFubgun氏も、シャドウとアクト5・6、新リーグの要点をまとめたポストを投稿して反響を呼んだ。予告段階では伏せられていたクラスの正体が「シャドウ」だったことが、今回いちばんの話題になっているようだ。
発売までの流れ
今後の日程は、11月13日(日本時間14日)に初代の新拡張「Covens of Umbra」、12月上旬に『Path of Exile 2』のパッチノート公開、そして12月11日(日本時間12日)に正式リリースと新リーグ開幕、という順になる。アーリーアクセスで遊んでいる人は、パッチノートが出る12月上旬から新ビルドの検討を始められる。無料化で新規プレイヤーが一気に入ってくるタイミングでもあるので、スタートダッシュを狙うなら準備は早めがよさそうだ。
出典:Grinding Gear Gamesのプレスリリース(PR TIMES、2026年11月7日)、『Path of Exile 2』公式サイト、Steamストアページ。Xの反応は各アカウントの投稿(2026年11月7日時点)に基づく。



