リフレッシュレートは60Hzで十分?144Hz・240Hzとの違いと、活かすための条件

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FPSのように素早く狙うゲームなら、60Hzから144Hz前後に上げる意味は大きい。NVIDIAの研究者が加わった研究では、60Hzから上げると成績が上がったが、144Hzと360Hzの間には有意な差がなかった。144Hzより上は、成績よりも滑らかさの違いと考えたほうがいい。
リフレッシュレートとは
リフレッシュレートは、モニターが1秒間に画面を描き替える回数で、単位はHz(ヘルツ)だ。似た言葉のfpsは、PCやゲーム機が1秒間に作る画像の枚数を表す。NVIDIAは、fpsはGPUが、Hzはモニターが決めるもので、両方が高いのが最も良いと説明している(NVIDIA)。
| リフレッシュレート | 1回の描き替えの間隔 |
|---|---|
| 60Hz | 16.7ms |
| 120Hz | 8.3ms |
| 144Hz | 6.9ms |
| 240Hz | 4.2ms |

60Hzで十分な人、足りない人
2026年6月に発表された研究では、モニターのリフレッシュレートを60Hzから上げると、FPSの成績が上がった。一方、144Hzと360Hzの間には、成績の有意な差がなかった(NVIDIA Research)。
2025年の別の研究では、7〜500fpsで試したところ、成績は約90fpsで頭打ちになったが、滑らかさの評価は500fpsまで上がり続けた(NVIDIA Research)。
FPSで勝ちたいなら144Hz前後、それより上は滑らかさに払うお金と考えるとわかりやすい。
活かすための条件
1つ目はfpsだ。PCやゲーム機が出せるfpsが60なら、144Hzのモニターにしても1秒に描ける画像は60枚のままだ。
2つ目はケーブルだ。HDMIケーブルは種類によって運べる量が違い、Premium High Speedは18Gbpsで4K60、Ultra High Speedは48Gbpsで4K120に対応する(HDMI Licensing Administrator)。
3つ目は端子だ。モニターによっては、端子ごとに出せるリフレッシュレートが違う。たとえばMSIのMAG 275CQDF X24は、仕様書でDisplayPortがWQHDの240Hz、HDMI 2.0bがWQHDの144Hzとされている(MSIの仕様書)。同じ仕様書の端子の図にはHDMIで240Hzとも書かれていて、記載が食い違うため、240Hzで使うならDisplayPortでつなぐのが確実だ。
PS5とSwitch 2は何Hzまでか
PS5は、ゲームとテレビがどちらも120Hzに対応していれば120Hzで出力する。設定は[設定]>[スクリーンとビデオ]>[映像出力]>[120Hz出力]で、ケーブルは付属品かウルトラハイスピードHDMIケーブルを使う(PlayStation)。
Switch 2は、本体の画面が1920×1080で、最大120Hzに対応する。テレビにつないだときは最大4K 60fpsで、1080pか1440pのときに120fpsになる(任天堂)。
どちらも、ゲームが120fpsに対応していることが前提になる。ゲーム機で遊ぶのが中心なら、144Hzや240Hzより、120Hzに対応しているかを見ればいい。
Windows 11での確認と変更
Windows 11では、[スタート]>[設定]>[システム]>[ディスプレイ]>[詳細表示]を開き、[リフレッシュ レートの選択]で変える。今の解像度で使えない値には「*」が付き、選ぶと解像度が変わる(Microsoft)。
144Hzや240Hzが選べないときは、ケーブルと端子が足りているかを確かめたい。
144Hz・240Hzのモニターの例
MSIのMAG 275CQDF X24は、27型WQHDの240Hzで、1280×720なら400Hzになる。端子はDisplayPort 1.4aが1つとHDMI 2.0bが2つだ。
27型WQHD・240Hzの曲面ゲーミングモニター。
WQHDの240HzはDisplayPortで出せます。
広告・アフィリエイトリンクを含みますASUSのROG Strix OLED XG32UQWMSは、31.5型の有機ELで、4Kの240HzとフルHDの480Hzを切り替えられる。HDMI 2.1を2つ備える(ASUS)。
31.5型4Kの有機ELゲーミングモニター。4K 240HzとFHD 480Hzのデュアルモードに対応。
4Kの240HzとフルHDの480Hzを切り替えられます。
広告・アフィリエイトリンクを含みますFlameLittでは、ポーリングレートの解説も公開している。
情報確認日:2026年11月6日(日本時間)。出典:NVIDIA、NVIDIA Researchの論文2本、HDMI Licensing Administrator、MSIの仕様書、PlayStation、任天堂、Microsoft、ASUS。画像:ASUS(アイキャッチ)、FlameLitt(図)。





