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Tripo AIの使い方。GPT Imageで完成形の4面図を作ってから3Dにし、骨組みと歩く動きまで試した

Tripo AIで4面図から作った騎士の3Dモデルの正面と後ろ姿。青いマントと銀色の鎧で、腰に剣、背中に丸い盾がある

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Tripo AIで3Dキャラを作るなら、文章からいきなり3Dにするより、先に完成形を画像で描き、4面図にしてから3Dにするほうがきれいにできた。Tripoの中で使えるGPT Image 2.5で騎士を描き、正面・左・右・後ろの4面図にして3Dにしたところ、色も持ち物も画像どおりになり、歩かせても崩れなかった。文章からいきなり作ったときは、マントの色が指示と違い、歩かせると盾が曲がった。

試した環境

2026年11月6日に、ブラウザで使うTripo Studioで試した。プランは有料のMaxで、作ったモデルは非公開にした。Tripoの料金ページは、有料プランの非公開のモデルを商用で使えるとしている。無料プランの扱いはTripo AIの商用利用の記事にまとめた。

1. GPT Imageで完成形を描く

上のメニューの「3D Workspace」を開き、左の「Image」を選ぶと、画像を作る欄が出る。画像を作るモデルは、GPT Image 2、GPT Image 2.5、Nano Banana、Midjourneyなどから選べて、今回はGPT Image 2.5にした。縦横の比は1:1、枚数は4枚にした。

入れた文章は次のとおりだ。

「ゲーム用の3Dキャラクターの完成形。頭が大きめのデフォルメ体型の小柄な騎士。銀色の鎧、青いマント、胸に金色の紋章。剣は腰の鞘に収め、丸い盾は背中に背負い、両手は何も持たない。Tポーズで正面を向いて立つ。全身が入り、背景は白の無地。影や文字は入れない。」

あとで骨組みを入れて動かすので、腕を横に広げたTポーズにし、剣と盾は手に持たせず体に付けた。色、持ち物、姿勢、背景まで、この段階で決めておくのがこつだ。

GPT Image 2.5で作った4枚の候補。どれも青いマントと銀色の鎧の騎士がTポーズで立ち、右端の1枚だけ兜をかぶっている
約30秒で4枚の候補ができた。今回は兜をかぶった右端を選んだ。画像:Tripo(2026年11月6日に撮影)

2. 4面図にする

選んだ画像にマウスを乗せ、「Multiview Image」のボタンを押すと、正面・左・右・後ろの4面図ができる。約40秒かかった。後ろ姿では、背中の盾とマントの形も描かれた。

騎士の4面図。左から正面、左、右、後ろの順に並び、後ろ姿では背中に金色の紋章入りの丸い盾がある
4面図。左から正面、左、右、後ろ。画像:Tripo(2026年11月6日に撮影)

完成形の画像と4面図を作る間、クレジットは減らなかった。

3. 4面図から3Dにする

4面図に出る「Multi-View to 3D」を押すと、左の「Generate Model」の欄に4枚が入る。今回は「Geometry & Texture」で「Texture」をオンにして、形と色を一度に作った。「Privacy」は「Private」にした。この設定で「Generate」は70クレジットだった。

Tripo StudioのGenerate Modelの欄。正面の画像と、左・右・後ろの3枚が入り、8K TextureがオンでPrivacyがPrivateになっている
4面図を入れたところ。画像:Tripo(2026年11月6日に撮影)

約4分で、色付きの3Dモデルができた。青いマント、胸の紋章、腰の剣、背中の盾まで4面図どおりで、面の数は約5万だった。

4. 骨組みを入れて歩かせる

左の「Rig」を選び、種類を「Humanoid(人型)」、骨組みの形式をMixamoにして「Auto Rig」を押す。20クレジットで、約1分半かかった。形式は、ActorCore、Mixamo、UE5 Mannequin、VRM 1.0 Humanoid、Unity Humanoid Compatibleから選べる。

TripoのRigの画面。左にHumanoidとMixamoの設定、右に骨組みが入った騎士のモデル
骨組みを入れたところ。画像:Tripo(2026年11月6日に撮影)

左の「Animate」で、用意された動きの一覧から「walk(歩く)」を選ぶと、すぐに歩き出した。このときクレジットは減らなかった。剣は腰、盾は背中に付けて作ったので、歩かせても形は崩れなかった。

歩く動きを付けた騎士を、正面と斜め横から見たところ。剣は腰、盾は背中にあり、形は崩れていない
歩く動きを付けたところ。画像:Tripo(2026年11月6日に撮影)

5. 書き出す

右下の「Export」を押すと、書き出しの欄が出る。形式は、GLB、FBX、OBJ、USD、STL、3MFから選べる。テクスチャの解像度、骨組みを含めるか、どの動きを含めるかも選べる。「Send to」を使うと、Blenderなどのソフトへ送れる。今回は、ファイルの書き出しまではしていない。

TripoのExportの欄。File Name、Format(GLB)、Texture Resolution(8k)、Export Skeleton、Number of Animations、Animation stay in Placeの項目が並ぶ
書き出しの設定。右は含める動きを選ぶ欄。画像:Tripo(2026年11月6日に撮影)

かかったクレジットと時間

手順クレジット待ち時間
完成形の画像(4枚)0約30秒
4面図0約40秒
4面図から色付きの3D70約4分
骨組み20約1分半
用意された歩く動き0すぐ

合わせて90クレジットだった。画像の2つの手順でクレジットが減らなかったのは、今回のMaxプランでのことだ。

文章からいきなり作ったときとの違い

比べるために、同じ騎士を文章からいきなり3Dにもした。入れた文章は「青いマントを着た小柄な騎士。片手に剣、もう片方に丸い盾を持つ。ゲーム用の、頭が大きめのデフォルメ体型。」で、形に35、色付けに30、骨組みに20の計85クレジットを使った。

文章からいきなり作った騎士。左は色のない形、右は色を付けたあとで、マントは赤茶色になっている
文章からいきなり作った騎士。左が形、右が色を付けたあと。画像:Tripo(2026年11月6日に撮影)

マントは「青い」と書いたのに赤茶色になった。剣と盾を手に持たせたため、体と一体のモデルになり、歩かせると盾が腕と一緒に曲がった。

文章からいきなり作った騎士に歩く動きを付けたところ。盾が腕と一緒に曲がり、形が崩れている
文章からいきなり作った騎士を歩かせたところ。盾が曲がった。画像:Tripo(2026年11月6日に撮影)

かかったクレジットはほぼ同じだった。先に画像で完成形を決めておくと、色や持ち物を目で確かめてから3Dにできる。

無料プランで試すなら

無料プランは毎月200クレジットだ。料金ページでは、無料プランのモデルは公開になり、商用では使えないとされている。今回使った設定のうち、8Kの色付けと「Generate in Parts」は会員向けと表示されていた。

Steamで売るなら

Tripoで作ったモデルをゲームに入れてSteamで売るなら、審査の前のアンケートで、生成AIで作ったものとして説明する。書き方はSteamの生成AI表記の記事にまとめた。

Blenderで仕上げるなら

書き出したモデルをBlenderで直すなら、新しいバージョンに対応した入門書が手元にあると調べやすい。

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試した日:2026年11月6日(日本時間)。クレジットの数は、試したときに画面に表示された数と、残りの数の変化による。出典:Tripoの料金ページ。画像:Tripo(Tripo Studioの画面)。

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