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[eSports] eSportsはスポーツか?そんな事どうでもいい。

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eSportsはスポーツか?そんな事どうでもいい。

突然ですが、最近私が所属する会社でも「eSports部」を立ち上げたりと、何かとeSportsに触れる機会が増えてきたので、ここでeSPortsに関して語っちゃおうじゃないか!と思い、この記事を書いてみました!
題して「eSportsはスポーツか?そんな事どうでもいい。」です。

皆さんゲームをゲームとして楽しむということの本質を忘れがちなので、注意喚起も含めて考えてほしいなと思います。
eSports部の立ち上げについても、今後別途記事にして語りたいと思いますので、自分の会社でも立ち上げたい!という人達の参考になればと思います。

eSportsの盛り上がり

2018年は「eSPorts元年」と呼ばれ、ゲームが元々好きな人以外も、巷で「eSports」という言葉を聞く機会がめちゃくちゃ増えたと思います。
2020年のオリンピックイヤーには、東京都が「東京eスポーツフェスタ」を開催することも発表していますね。
そういった大きな自治体の参加からも、知名度も上がってきていることが分りますし、eSportsの市場も着々と拡大しており、eSports界隈は盛り上がりの兆しが見えています。
市場の拡大拡大って言ってるけど、じゃぁ実際どれくらいなん?と気になる方もいると思いますので、ゲームやeSports業界の分析を行っている会社「New Zoo」が出しているレポートを見てみましょう!
2019年の現在のグローバル市場の規模は約1200億円で2020年には約2000億円まで成長する見込みです。

世界市場規模

市場規模

Newzoo Global Esports Market Report 2019
2000億円と言われてもパッとわからないと思いますので、例えば日本の市場でいうと電子書籍や、エアガン業界あたりが2000億円前後です。
まだまだ大きいとは言えませんが、成長率が著しく高いので、投資家や、ゲーム業界が注目する理由となっています。

eSportsってなんだっけ?

と・こ・ろ・で「eSports」とは何でしょうか?
誰が関わっているのか?
何がどのように行われているのか?
今後どうなっていくのか?

単純な言葉の意味としては、「コンピューターゲームをスポーツとして捉える際の名称。」とされています。
要は、ゲームってスポーツとして捉えれば、色々な楽しみ方できるよね!
野球やサッカーと同じく、「観戦者」も楽しめるようなコンテンツとして期待できるよね!
という一般的なスポーツの興行と同じぐらい盛り上がる可能性があるんではないか?と捉えられるということです。

eSportsはスポーツなのか?

皆さんは、こんな議論を聞いたことありますか?
「eSPortsはスポーツか?」
いろいろな意見があると思います。
「ゲームはスポーツじゃない、汗を流して、苦しい思いをしているアスリートと一緒にするな」
「オタクの集まりで、コミュニケーションもろくに取れない」
「ゲーム依存による問題がより深刻化する」
などなど
批判的な意見もかなりあるのが現状です。
似たような話で「将棋はスポーツか?」なんて話もありましたが、そちらは「スポーツではなく、マインドスポーツである」とか
「スポーツじゃない、ゲームだ」といった意見もあり、多様な意見が出てくるのは個々にとっての「スポーツ」のあるべき姿が多様であり、
それぞれ「そうでなくてはならない」、「こうあるべきだ」といった固定観念を強く持っている為だと思います。
逆に「eSportsはスポーツですよ!体力も精神力も使います!」と言っている人もずれていると思っています。
そもそも「スポーツ」という言葉の定義がしっかり定着していない中、コンテキストがずれている人達同士が議論しても平行線をたどるだけだし、
定義するにも、「スポーツ」は一つの定義で収まる言葉ではなくなっているので、議論するだけ無駄です。

そもそも「スポーツか、スポーツじゃないか」なんてどうでも良いはずです。
私の意見としては、そんなこと議論してなんになるの?と。
冒頭でも唱えましたが、ゲームを野球やサッカーのような興行として捉えたら色々な楽しみ方ができるからそう呼んでいるだけで、
スポーツかどうかなんて実際「eSPorts」に携わっている人々にはどうでもいいことなんです。

私も30代半ばで、小さい頃は「ゲームなんてやってないで、勉強しろ」とか「ゲームは雨の日1時間だけ、晴れているなら外で遊びなさい」と言われて育ちました。
スポーツとして認めたくない背景としては、日本では「ゲーム=悪」という印象がまだまだ強く根付いており、楽しむ事よりも苦しんで学べ的な意識が強いのかと思います。
そういった固定観念を持っている人達が、新しく生まれた概念を受け入れられず、変化に対してアレルギー反応を示しているということです。
イノベーションが起きにくいと言われているのもそうですが、何でも後進国と言われてしまう理由がここにあるような気がします。

尾木ママ「eスポーツって本当にスポーツなの⁈」

去年の話になりますが、ホンマでっかTVに出ている尾木ママがブログの記事にも書いていましたね。
eスポーツって本当にスポーツなの⁈
記事の中に「ゲームの大会にしか見えない」とおっしゃっていますが、そのとおりですw
これは、理解があっているかわかりませんが、「ゲームの大会にしか見えない」という言い方から「ゲーム=悪」を前提に書かれていると解釈しています。
そうですよ、ただのゲームの大会で、賞金も出て、熱狂して、盛り上がって、これから発展していく一つの市場ってなだけで、
スポーツという言葉がついただけで「キーーーーー」っと反応しちゃうのはどうかなぁと思います。
尾木ママは「ゲーム障害の疾病認定」についても気にされているようで、スポーツがどうとかってだけではないと思いますが、
野球だって、肩、肘、アキレス腱、めちゃめちゃ怪我してますよね?
スポーツによっては、人が死ぬことだってあります。
依存の問題を気にしているのであれ、アルコール、パチンコ、色々あります。
なのでもちろん「eSports」も向き合って行かなきゃいけない問題はたくさんありますが、
何にだって色々な問題はあるわけで、「ゲームの大会」を否定する理由にはならないですね。

「eSports」ってネーミングしたやつ、表出ろや!皆困ってるぞ。
Togetterでも当時そういった意見が出ていましたね。
尾木ママこと尾木直樹さん、eスポーツについて「本当にスポーツなの!?」と疑問を呈する→スポーツの定義などさまざまな声集まりました

言葉なんてどうでもいいんだ!ゲームを感じろ!

皆さん「eSports」という言葉に惑わされがちで、「ゲームへの愛」を再認識してはどうでしょうか?
元をたどれば「ゲーム好きがゲームで対戦」しているのです。
選手や観戦者にとっては、「eSports」というのは単なるくくりで、言葉なだけで、ゲームが楽しいかどうかの方が大切なんじゃないかなと思います。
プレーヤーの勝ちたいという欲求により、どんどん技術が磨かれ、戦いの中にドラマが生まれ、
視聴者が熱狂してきたのは、ただ単に皆がゲームも純粋に愛してきたからだと思います。
私もゲームが大好きです。

「ゲームファースト」
大好きなゲームが絡んでいるからこそ、「eSports」がもっと盛り上がるといいなと思っています。

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この記事を書いた人

ハクスラやメトロイドヴァニア系のゲームが大好物です!
特に美しい2Dアートスタイルのインディゲームを買い漁っています。
FPSもRTSもバトロワ系も沢山プレイしてきたけど、年齢なのか最近は腰が重いですね。
主にPCゲーム専門です。